銀行員のための教科書

これからの時代に必要な金融知識と考え方を。

学び

年収890万円未満は"社会のお荷物"という説に言いたいこと

近時、所得や税金、社会保障についての話題が増えました。 金融庁の審議会が発表した報告書が、老後に公的年金だけでは足りず30年間で2,000万円必要と指摘した老後2,000万円問題や、年金の所得代替率が低下する年金財政検証、消費増税等、話題には事欠きませ…

貧乏人ほどタピオカやスタバを好む理由

「貧乏人ほどスタバでコーヒー買うか、タピオカのドリンクを飲む」傾向にあると聞いたら、どのように感じるでしょうか。 知人の経営者から筆者がこの話を聞いた時には、最初はバカにされているような気分になったものですが、後から妙に納得したものでした。…

『覇権国家戦争』米国VS中国~歴史に学ぶ覇権国の条件とは~

米中の貿易戦争が開始されています。 この経済戦争は、両国の覇権争いであることは間違いありません。 そして、筆者の目から見れば、現時点では米国が優位であると思います。 しかし、米国の優位はいつまでも続くのでしょうか。 そもそも、米国はトランプ大…

韓国からの訪日客が減少するのは騒ぐべきことか?

日韓関係が冷え込んでいます。 「過去最悪の日韓関係」という言葉が、いつのまにかマスコミで使われるようになり、気づけばありふれたものになっています。 その中で、日本への韓国人旅行者が大幅に減少していると報道されています。 今回は、韓国人の訪日旅…

株式の空売りは悪ですか?~思い込みを疑うことの大事さ~

株式の「空売り」という用語を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。 空売りは「悪いこと」というイメージが一般的です。ヘッジファンドのようなカネの亡者が、会社の株価を売り崩し、儲けていると経営者等から批判されてきたからでしょう。 そもそも…

『新入行員のための教科書』という電子書籍

来週から新たな社会人が大量に誕生します。 日本では多くの企業が新卒一括採用を行っており、銀行も例外ではありません。 そんな新入行員向けに筆者は電子書籍を作成しています。 銀行に入行すると様々な違和感・疑問を持ちます。 採用面接等ではチャレンジ…

大塚家具の増資を事例とした「株式の有利発行」について確認する

大塚家具が第三者割当増資等の資本増強策を発表しました。 この第三者割当増資は、増資が発表された前日である2019年2月14日の株価終値460円に対して290.11円であり、▲37%のディスカウントとなります。 2月14日に大塚家具の株式を保有していた「既存」株主…

日本銀行券の発注と流通量とキャッシュレス

日本銀行が独立行政法人国立印刷局に発注する日本銀行券の枚数を公表しました。 日本ではキャッシュレス化が政府が推進しています。銀行も現金取り扱いコストを下げようと様々な対策やサービスを出してきてきます。 今回は、日本銀行券の発行や流通の動向に…

ソフトバンクが目指す親子上場についての論点

ソフトバンクグループが携帯電話子会社としてのソフトバンクを上場させようとしています。 一方で、親子上場が減ってきているというニュースをご覧になった方もいるかもしれません。 親子上場は様々な問題点を含んでいます。 今回は、ソフトバンクグループが…

債券と株式の関係をもう一度おさらいしてみる

債券と株式は逆相関の関係にあると言われます。 債券は金利上昇時に「値下がり」し、金利下落時には「値上がり」します。株価が上がるときには景気が良くなり金利も上がる(債券は値下がり)ため、債券と株式は逆の動きをしているとされています。 長く続いた…

金融と、現在の金融機関と、未来の金融機関

我々は「金融」という言葉を何気なく使っています。 金融機関という言葉を聞くと、思い浮かぶのは銀行が多いかもしれません。しかし、保険会社も証券会社も金融機関と呼ばれています。銀行と保険会社、証券会社の共通点は何でしょうか。 銀行が「情報銀行」…