企業分析
トースターで一世を風靡したバルミューダの業績が悪化しています。 バルミューダは、2021年11月にスマートフォン市場に参入したものの、鳴かず飛ばずで今年撤退していましたが、不採算事業から撤退することで得意分野へ注力し、業績が回復していく可能性があ…
楽待不動産新聞に『やはり破綻したWeWork、「単なるレンタルオフィス」に投資家はなぜ群がったのか』を寄稿しました。 今回はWeWorkの破綻について取り上げています。 筆者は、楽待不動産投資新聞に度々寄稿しています。9月時点でWeWorkは破綻せざるを得ない…
阪神タイガースが2023年のセントラルリーグ優勝を果たしました。 阪神タイガースのWebサイトには「阪神タイガースは対読売ジャイアンツ23回戦にて4-3で勝利し、18年ぶり6度目となるJERA セ・リーグ公式戦での優勝を果たしました。」と誇らしく記載がありま…
芸能界で無類の強さを誇っていたジャニーズ事務所が揺らいでいます。故ジャニー喜多川前社長の性加害問題は、外圧によってオープンになってきました。 人権という観点、閉鎖的な組織の問題という観点、トップの犯罪にどのように対処していくべきなのかという…
新聞大手の朝日新聞社が2023年3月期の決算を発表しました。朝日新聞社は2年前に大赤字を計上し、大規模なリストラを行い経営再建中です。新聞離れは止まっておらず、業績は低迷してきました。 今回は朝日新聞社の業績を簡単に確認していきたいと思います。 …
楽待不動産投資新聞に『スルガ銀行とクレディセゾン、提携の裏にある「本当の狙い」』を寄稿致しました。 クレジットカード大手のクレディセゾンと地方銀行のスルガ銀行が業務資本提携を発表しました。 両社とも不動産分野に強く、一見すると良い組み合わせ…
米国シリコンバレー銀行が破綻しました。リーマンショック後で2番目の規模の銀行が破綻したことになります。日本の地銀最大手である「コンコルディア・フィナンシャルグループ」(横浜銀行と東日本銀行の持ち株会社)の総資産は24.6兆円ですが、このコンコル…
暗号資産(仮想通貨)交換業者として世界大手のFTXが破綻しました。暗号資産業界では過去最大の破綻とされており、暗号資産業界のリーマンショックとも言われています。 この破綻の影響で、 個人投資家が巨額の暗号資産を失うリスクが改めて意識されたことか…
サッカーワールドカップ全64試合を無料放送中のABEMAが、日本vsスペイン戦などが生中継された12月2日の視聴者数が1,700万人を突破し、開局史上最高数値を記録したことを発表しました。ABEMAの視聴者数は、日本vsドイツ戦で初めて1,000万人を突破し、日本vsコ…
テレビがオワコンと言われるようになってから、結構な時間が経ちました。 それでもコロナ禍においては外出が出来ない人たちがテレビを見ていたこともあるのでしょう。テレビはここ暫く持ち直してきたように感じられていました。 ところが、2022年度上半期の…
小売最大手セブン&アイ・ホールディングス傘下の百貨店「そごう・西武」が、米ファンドに売却されることが決まりました。 そごう・西武を買収した米フォートレス・インベストメント・グループ(フォートレス)は、レオパレス21への投資でも有名であり、ソフ…
ツイッター(Twitter)社が揺れています。 米起業家のイーロン・マスク氏が総額440億ドル(約6兆5,000億円)の買収手続きを2022年10月に完了させた直後に、世界の従業員数の約5割にあたる4,000人規模を削減する計画と報じられるようになりました。従業員には…
ソフトバンクグループが、2023年3月期第1四半期の決算にて、過去最大となる3.2兆円の赤字となったことを発表しました。決算発表において孫会長は「この6か月で計5兆円の赤字を出したことになります」と力なく報告したとも報道されています。 ソフトバンクグ…
通勤電車内で新聞を読んでいる人を見ることが極端に減りました。 周囲に聞いてみても新聞記事はスマホでチェックしています。 このような新聞離れが進む環境下において、大手新聞社である朝日新聞社の2022年3月期決算が発表されました。 前期(2021年3月期)…
韓国を代表するアーティストであるBTS(防弾少年団)がグループ活動の一部休止を発表しました。 投稿された動画では、BTSのメンバーが「いつからか機械のようになった」と打ち明け、「今は方向性を見失っている。しばらく立ち止まって休息する」と発言したと…
証券会社という言葉を聞くことは多いでしょう。 日本では、野村證券、大和証券、SMBC日興証券のような日系大手証券会社に加えて、外資系証券会社が多数業務を行っています。 但し、証券会社というのは個人にとっては馴染みの薄い業界であることも間違いあり…
日本銀行(日銀)が2021年度(2022年3月期)決算を発表しました。 コロナ禍において日銀の決算はどのようになっているのでしょうか。 日銀の決算については、あまり話題に上ることはありません。実質的に国と一体であるだけに、利益が出てもあまり意味はない…
メガバンク3社の2021年度の通期決算が出そろいました。 ロシアによるウクライナ侵略の影響や米国金利上昇に伴う有価証券運用の不芳等の要因がありながらも、全てのメガバンクの最終利益が前年度を大きく上回り、合計で2兆3,678億円となりました。最終利益が3…
メガバンクの一角である三井住友フィナンシャルグループをご存じの方は多いでしょう。中核企業は三井住友銀行ですが、三井住友カードは国内で有名ですし、SMBC日興証券も大手証券の一角です。 この三井住友フィナンシャルグループですが、金融業界では基本的…
メガバンク3社の2021年度上半期の決算が出そろいました。 融資先の貸し倒れに備える与信関係費用が想定より減少し、3社とも大幅な増益となっています。 特に三菱UFJは今期に過去最高益を更新する予想となりました。2015年3月期に計上した最高益1兆337億円を…
楽待チャンネルで「【復活か?】レオパレス21が4年ぶりの最終黒字、その要因は?今後どうなる?現役銀行員が解説!」が公開されています。 今回はレオパレス21の中間決算について概要を確認致しました。 4年ぶりの最終黒字となった要因は何か、今後どのよう…
スルガ銀行が発表した2021年9月中間連結決算は4年ぶりの増収、2年ぶりの増益となりました。経常利益は前年同期比で約2倍、当期利益も約2倍となっています。 スルガ銀行は完全復活したのでしょうか。 今回は、理解するのが少々難しいスルガ銀行の決算状況につ…
フジテレビを傘下におさめるフジ・メディア・ホールディングス(フジHD)は、2022年3月期の純利益が前期比2.2倍の218億円になる見通しだと発表しました。従来予想の174億円(前期比72.1%増)から上方修正しています。 売上高は前期比横ばいの5,201億円(従来…
ANAホールディングス(ANA)が2022年3月期上半期の決算を発表しました。その中で、2025年度末までの5年間で人員規模を約9,000人削減する計画を公表しています。 削減対象は、大半が国内従業員で、主に中核航空会社である全日空の地上職や客室乗務員が対象で…
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが2022年3月期第2四半期の決算を発表しました。 日本最大のテーマパークを運営するオリエンタルランドですが、他のテーマパーク同様にコロナの影響を強く受けています。 今回は、オリエンタルランドの2022…
世界有力クラブの一つであるFCバルセロナから、エースであったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが退団しました。 クラブと選手共に残留の条件で合意していたものの、クラブが抱える負債がリーグの規定に抵触し、サラリーキャップの問題で退団せざるを得な…
SBIホールディングス(以下SBI)が実施している公開買付(TOB)に対して、新生銀行が買収防衛策の導入方針を決めました。買収防衛策の発動には、株主総会の決議が必要なため、臨時の株主総会を開催することも決定しています。尚、TOBの説明が不十分だとして…
楽待不動産投資新聞に『株価急落のGAテクノ、決算資料から読み解く「赤字予想」の背景』を寄稿しました。 今回は、急成長企業として名高いGAテクノロジーズについて取り上げました。RENOSYを運営している企業と言えば分かりやすいのではないでしょうか。 同…
前回の記事では、2021年3月期(2020年度)の銀行業界全体の決算状況をお伝えしました。 今回は、業態別(都市銀行、第一地方銀行、第二地方銀行)に決算を確認していきたいと思います。 同じ銀行といえども、国際業務を中心に業務領域・取引先が異なることも…
構造不況業種として今や認知された銀行業界ですが、銀行の業績がどのようになっているかをきちんと確認している人は少ないのではないでしょうか。 銀行員であったとしても、自分が勤める銀行とライバル銀行の決算ぐらいしか把握していないでしょう。 銀行業…