楽待不動産投資新聞に記事を寄稿いたしました。
今回は、エイベックス本社ビルの売買金額についての考察記事となります。
私はエイベックスが本社の売却益を発表した際に、かなり驚かされました(まさに度肝を抜かれたというやつです)。事前に試算していた不動産売買金額の上限を超えていたためです。
楽待新聞の記事では550~700億円程度と想定していると記載したのですが、実際には740億円程度となっているものと思われます。
不動産の価格が妥当なのか否かを評価するための軸があれば、エイベックスの本社売却金額がどのような意味を持つかを考察できます。
今回の記事の試算は、不動産のプロの皆様からすれば、突っ込みどころがあるものかもしれませんが、分かりやすさを重視した簡易なものですので、ご容赦頂ければと思います。
尚、Capレートを算出した際の「費用」については、上場REITの事例から経費水準を類推しています。実際には物件によって変わってきますが、割り切って計算しています。
今回の記事のような計算方法は一つの手法でしかありませんが、ご参考となれば幸いです。