銀行員のための教科書

これからの時代に必要な金融知識と考え方を。

投資用不動産向け融資を受ける難易度は間違いなく上昇する

金融庁が、投資用不動産向け融資に関するアンケート調査結果を発表しました。 スルガ銀行のシェアハウス融資問題を発端に、金融庁では、個人が投資目的で居住・宿泊用不動産(アパート・マンション、シェアハウス等)を取得するための投資用不動産向け融資に…

スーツ代は経費にならないのか

新卒一括採用を行う企業が多い日本では、4月から新社会人・新入社員が大量に誕生します。 新入社員が企業に入って最初に感じることの一つが「会社に着ていくスーツの費用負担が重い」ということではないでしょうか。 会社が着用を求めているのに、会社は費用…

会社の飲み会は「残業」として認められないのか

新卒一括採用を行う企業が多い日本では、4月から新社会人・新入社員が大量に誕生します。 新入社員が企業に入って最初に疑問に思うことの一つが「会社の飲み会は残業ではないのか」ということではないでしょうか。 歓迎会、送別会、期末の打ち上げ等々の名目…

『新入行員のための教科書』という電子書籍

来週から新たな社会人が大量に誕生します。 日本では多くの企業が新卒一括採用を行っており、銀行も例外ではありません。 そんな新入行員向けに筆者は電子書籍を作成しています。 銀行に入行すると様々な違和感・疑問を持ちます。 採用面接等ではチャレンジ…

確定拠出年金(DC)のマッチング拠出は最強の運用商品のひとつ

確定拠出年金(DC)でのマッチング拠出が可能な企業が増加してきたとの報道がなされました。 昨今は高齢化に備えて資産運用を行うべきであるとの論調や宣伝が多いですが、DCのマッチング拠出はほとんどの資産運用商品よりも有効な運用です。 今回はDCのマッ…

大手資産運用会社の直接販売参入は、個人にとってはほとんど無意味

資産運用会社が投資信託(投信)の直接販売を強化しています。 この資産運用会社の動きはどのような背景によるものでしょうか。 また資産運用会社の投信直販は我々、資産運用を行う個人にとってはどのような意味があるのでしょうか。 この投信の直接販売の動…

日銀の2019年度考査方針~地銀は経営の持続性、大手はガバナンス・海外がポイント~

日本銀行(日銀)が2019年度の金融機関に対する考査方針を発表しました。 この考査方針には日銀の民間銀行に対する課題認識が反映されており、中央銀行がどのように民間銀行を見ているのか理解できるでしょう。 今回は日銀の考査方針について確認していきま…